Xeroxの子会社Bucks Consultantsは米国企業のグリ-ンに対する意識についての調査”Greening of the American Workplace”を実施。その結果グリ-ンプログラムからコスト削減効果を計測している企業は昨年の39%から今年は60%にまで拡大している事を発表。これらグリ-ン対策を行っている企業のプログラム内容と導入している企業の比率は以下の通りとなる。
1. Recycling and Paper reduction (97%)
2. Web and/or teleconference (95%)
3. Healthy living and wellness (85%)
4. Internal green community program (81%)
5. Light sensors (75%)
これらの活動により、78%の企業が電気代、66%が冷暖房費と紙代、そして60%が水道代の削減へと繋がっていると回答。企業がグリ-ン対策を実施する最大の動機・意欲はコスト削減であるが、2番目が社会貢献、3番目は従業員のモラルアップとなっており、コスト削減以外でも重要度の意識が高まってきている。又グリ-ン対策実施にはトップのリ-ダ-シップが必要であり、88%の企業はCEO自身が従業員にメッセ-ジを発信しリ-ダ-シップを取りながら進めている事が明らかになる。一方従業員に対しては43%が表彰等の栄誉、19%が商品、そして14%は賞金を与える事で動機付けを促している。この調査は2010年第4四半期に米国でFinancial, manufacturing, Healthcare, Non profits等各種業種100社以上を対象に実施。前年度の比較でも米国企業のグリ-ンに対する取り組みが大きく前進している結果となる。
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