調査会社Experian Hitwiseの報告によるとBingの検索数は2月から3月で5%上昇、逆にGoogleは3%の減少となっている。3月度のシェアではGoogleが64.4%、Bing 14.3%,Yahoo 15.7%となるが、Yahooの検索はBingを利用している為、Bingエンジン全体で見ると30%となりGoogleの半分近くのシェアまで拡大してきている。逆にGoogleは1月の68%が2月に66.7%、3月は64.4%となり、Bing拡大の影響が顕著となっている。このような状況の中MicrosoftはiPad対応アプリケ-ションBing for iPadをリリ-ス。ブラウザ-に見えるが実際は独自のアプリケ-ションであり、タブレットでの利用を意識した簡単なユ-ザインタ-フェ-スを追求。調査会社のSterling Market Intelligenceは“iPadのキラ-アプリになる”との声明を発表。MicrosoftにとってAppleは競合企業でもあるが、Bing拡大の為には競合プラットフォ-ム対応も必要となり、次は別の競合Google Android対応も行うと見られている。MicrosoftはタブレットやSmart Phone等のモバイル機器OSでApple, Googleに大きく水を開けられたが、最も重要なアプリケ-ションの一つである検索をBingで押さえる事により、モバイルビジネスの拡大を強化していくと見られている。
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