Google, Facebook, Twitter等続々とアメリカから産まれる新しいITの発想に注目し、注目すべきニュースを解説。目標は日本発で世界を制覇する新しいサービスの構築!
2011年4月20日水曜日
Person to Person paymentのインフラ拡大
American ExpressはVirtual Walletとも呼ばれる電子決済サ-ビスServeを発表。ユ-ザは銀行口座・クレジットカ-ド・デビットカ-ド等の情報を登録する事で、Serveアカウントによるオンライン支払いが可能となる。Virtual Walletはオンラインショッピングでクレジットカ-ド番号を入力する必要がなく、Serve等のアカウント情報で購入出来る為、セキュリティ-対策としての注目が高まっている。又Serveアカウントを保有しているユ-ザ間ではPerson to Person (P2P)の支払いが可能となり、親が子供にP2Pでお金を渡す等の利用が可能となっている。尚ServeはAppleのiOS・ GoogleのAndroidをサポ-トしている為iPhoneを初めとしたスマ-トフォンでの利用や、Facebook等のSNSでも利用が可能となっている。ユ-ザは支払う相手のe-mail addressや携帯電話番号等の情報でオンラインペイメントが可能となる。又米国外のマ-ケットで同様のサ-ビスを行ってきたVISAも米国市場でのサ-ビスを6月に開始する事を発表。このような電子決済は以前よりeBayのPayPalが独占的に提供してきているが、モバイル機器によるネット接続の普及や、ソ-シャルネットワ-クによるP2Pコミュニケ-ションの拡大により、各社P2P payment対応を実施。今後オンラインペイメントが拡大すると、クレジットカ-ド決済の代わりだけでなく、自動引き落とし・送金等の代わりとして拡大する事も考えられ、大きな変化に繋がる事も考えられる状況となっている。
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