Gartnerは毎年この時期に行われるシンポジウムで2012年重要になるITの技術・トレンド”Top 10 strategic
technologies for 2012”を発表。
1.
Media
Tablets:社員が個人のタブレット等を会社に持込む事に対し、企業はMobile computing platform対応としての取組みが必要となる
2.
Mobile-Centric
Applications and Interfaces:今迄のicon, window, menuと言うPCのU/Iが、iPhoneやゲ-ム機で見られるtouch, voice, video, gestureと言うモバイル機器U/Iに変化していく
3.
Contextual
and Social User Experience:各ユ-ザのSocial Network, GPS, eCommerce等各種情報を収集・分析する事よりユ-ザとの接点が向上
4.
Internet
of Things:各種物理的な“物”にセンサ-やインテリジェンスを加え企業はInternet上で各種デ-タの入手・活用を実施する動きが加速
5.
App
Stores and Marketplaces:Gartnerは2014年に年間700億以上のアプリがApp storeからダウンロ-ドされると予測。企業のSaaS, Cloud computingシフトにApp Storeが重要な存在となる
6.
Next-Generation
Analytics:ビジネスプロセスのデ-タ分析/解析が拡大し、以前Data centerで行っていた事がモバイル機器でも可能になる
7.
Big
Data:分析にも使えるデ-タの容量が大幅に拡大。大容量デ-タの管理方法で今迄とは違う新しい技術等が必要となる
8.
In-Memory
Computing:Consumer・Entertainment機器等に多くのメモリ-が搭載され、機器上で高速に稼動するアプリケ-ションが拡大。それにより新しいビジネスモデルも発生
9.
Extreme
Low-Energy Servers:デ-タ容量拡大の中でも環境対策は広がり、多くのデ-タセンタ-では低エネルギ-サ-バの活用が拡大
10.
Cloud
Computing:既に多くの企業で取組みは見られるがその継続がITインフラの変更を実現。多くの企業がCloud serviceを提供開始
Cloud Computing は1年前に発表された2011年Top10注目技術の1位はであったので、この1年で1位から10位に下がった事になる。但し注目技術としての価値が下がった訳ではなく、以前より一段と実際の活用ステ-ジに移ってきたと見る事が出来る。又Gartnerは上記10技術とは別にモバイル機器・ソ-シャルネットワ-クの対応が重要になる為、企業はNetwork
capacity/ reliability/ wireless managementの対応が必要になると主張。上記背景として以下の事例を発表。
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