2011年11月25日金曜日

人間よりもITで正しい判断


Gartnerは人が経験や人間関係等に左右されながら人事考課・昇給等の判断を行っている事が常に正しい判断に結び付いていないことを発表。イギリスの企業350社を対象に企業の成長率と従業員の昇給率を調査したところ、企業価値が2002年から2011年の間に21%上昇する中で一般従業員の昇給は27%となる。但しExecutive(役員以上かどうかの定義は不明)700%の上昇となっている点を指摘。業績に合わせて給与・ボ-ナスが支払われる仕組みによりExecutiveの所得高騰が起きているが、その設定の仕方には課題があり、逆に一般のナレッジワ--に対しては業績連動型は逆に非効率的であるとの調査結果も出ている事を指摘している。そこで今後は各種デ-タとITを駆使した分析により、人ではなくITによるビジネス判断が重要になると指摘。給与設定だけでなく、人事関連でも人材の採用から入社後の管理までデ-タと統計による判断を注目すべきと発表。但し現時点では最適なアプリケ-ションが出現していない為、今後計算能力の高いコンピュ-タがBig dataを扱う事で市場に出現するようになると予測。

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