米国連邦政府は2009年5月CIOに就任したVivek Kundra氏の後継として元Microsoft Windows Server
Solutions Group Senior Director、FCC(米国連邦通信委員会)Managing DirectorであったSteven VanRoekel氏を任命。VanRoekel氏はFCCでオ-プンソ-スのコンテンツ管理システム導入によるコストダウン・特定の課題や業務についてネットで不特定多数の人に意見や支援を募るクラウドソ-シング(インタ-ネット”Cloud”を使い多数の人”Crowd”の意見を集める方法)を実施する事で実績を構築。又ソ-シャルメディアで省庁職員・利用者とのコミュニケ-ションを向上させ省庁の変革やサ-ビス向上にも貢献。今後前任者のKundra氏が行ったe-mailやオフィスアプリケ-ションのクラウド導入促進、Data.govによる政府デ-タの公開、デ-タセンタ-の統合、政府のWeb2.0利用による国民とのコミュニケ-ション向上等を踏襲する事となる。又民間で進むイノベ-ションの速度を参考にし米国政府が迅速な対応を出来るように進める方針を発表。但し米国政府の予算面での問題からeGov関連予算も75%縮小が決定。今後厳しい予算での対応が迫られる事となる。各プロジェクトの延期・中止を含めVanRoekel氏がどのように米国政府のコストダウン・効率化・コミュニケ-ション向上を行うか注目される。
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