2011年9月19日月曜日

具体的な用途が拡大してきたタブレット

タブレット端末普及により紙文書から電子ファイルへの移行が予測される中、米国ユナイテッド航空(及びユナイテッド航空に買収されたコンチネンタル航空)はパイロットが保有する航空マニュアルの電子化を決定。AppleiPad11,000台を導入し今まで紙で所持していた飛行航路・航路図等の運行マニュアルを全て電子ファイルに移行する事となる。一般的にパイロットは飛行計画・気象図だけでなく航空機に関するマニュアルも全て紙文書で所持しており、そのペ-ジ数は合計で約12,000-ジ・重量で約17キログラムと言われている。そのドキュメントをiPadに保存する事で航空機の軽量化にも繋がり、燃費向上にも貢献。又電子化によりデ-タ更新が容易・頻繁に行う事が出来、多彩な表示方法により紙文書よりもパイロットにとって大きなメリットが出る事となる。この動きは他の航空会社にも広がっており、デルタ航空・アメリカン航空でもiPadの試験導入を既に決定。このような電子ファイルのメリットに注目する動きは他業界にも拡大し、各業種の各種アプリケ-ションとして提供されていくことが予測される。

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