2011年3月23日水曜日

GoogleがMS Officeプラグインを一般公開

GoogleはMS Officeで編集しているデ-タをリアルタイムにGoogle Docsに同期するプラグインGoogle Cloud Connect for Microsoft Officeの一般公開を開始。このサ-ビスは2010年11月よりベ-タテストとして限定ユ-ザに提供されてきたが、今後は無料で誰にでも利用が可能となる。GoogleのサイトよりCloud Connectをダウンロ-ドするとMS OfficeにSyncボタンがインスト-ルされ、そのボタンをクリックする事でOfficeドキュメントの内容がGoogle Docsに同期される仕組みとなる。このサ-ビスによりユ-ザはデ-タのバックアップ保存が可能となるが、Google Docsは複数ユ-ザとの共有・共同編集が可能な為、コラボレ-ションの価値も提供される。但しGoogle Docsで修正したデ-タを元のMS Office文書に自動で反映はされておらず、修正したファイルは新しいドキュメントとしてMS Officeで開く事が必要となっている。
GoogleはGoogle DocsでMS Office市場の取込みを図ってきたが、多くのユ-ザは簡単にスイッチしていない為、このサ-ビスによりGoogleとMicrosoftの両方を利用するハイブリッドを提案。そこでGoogleを使う事でクラウドのメリットを体感して貰い、将来的にMS OfficeからGoogleへ移行するでユ-ザの獲得を狙っている。一方MicrosoftもMicrosoft Web Appsでクラウド対応を進めており、今後両社のクラウドOffice戦略での戦いが激しくなる事が予測される。

0 件のコメント:

コメントを投稿