2011年2月24日木曜日

Appleが過去最高の業績を発表

Appleが第1四半期(9/26-12/25)の決算を発表。売上げは$26.7B(前年度比+71%)、利益$6B(+78%)と共に過去最高となる。販売した機器の台数はMac 413万台(+23%), iPhone 1,624万台(+86%), iPod 1,945万台(-7%), iPad 733万台となり、クリスマスシ-ズンとは言え合計で4,700万台を超える驚異的な記録を達成。iPadは昨年春の出荷当初は供給数が限られていたが、この四半期では46ヶ国での販売まで拡張されており、iPadと関連アクセサリ-だけで$4.6Bの売上げとなる。2011年には販売国を更に増加させ拡販を計画している。iPadは発売時点からカニバリゼ-ションによりMacの顧客が安価なiPadに流れるのではないかとの見方があったが、この四半期ではノ-トブックのMacBookが+37%、Mac全体でも+23%となり、逆に相乗効果があった事を証明。新規Appleユ-ザが先ずiPadをリモ-ト用に購入し、その後家庭用としてMacを購入する等の効果が出る事となる。又iPadが安価ネットブック市場を取り込む事で台数を伸ばしているとの見方もあるが、今後Androidのタブレット端末が多数市場に出回る事で、iPadの販売にどこまで影響を及ぼすかが注目されている。
又米国でiPhoneを扱うキャリアはAT&T独占となっていたが、米国最大のVerizon(日本のNTTのような存在)も取り扱う事が発表され、今後一段とiPhoneユ-ザ-が拡大するとの予測がされている。但しスマ-トフォンもタブレット以上にAndroidが多数市場に出回っている為、iPhoneにとっても易しい戦いではなくなってきているとの見方もされている。成長を続けるAppleとGoogleの競争はモバイル端末で今後一段と激しくなるのは間違いない状況となっている。

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