米国調査会社Yankee Groupは、クラウドサ-ビスが企業に普及する中で、IaaS (サ-バ-等のハ-ド、ソフト、ストレ-ジ、ネットワ-ク等のインフラをネットワ-ク上で利用出来るサ-ビス)が企業で拡大しているレポ-トを発表。この調査は米国の大手企業424社に対して行われ、24%の企業が既にIaaSを利用、又37%が今後利用計画があるとの結果が報告される。従って多くの企業がIaaSに注目している事となるが、その一方でサ-ビスを利用する際に仮想化のセキュリティ-が最も大きな課題として捉えられている結果が出る。既にIaaSを採用している企業でもセキュリティ-に全く心配が無い訳ではなく、コストを含めたメリットを重要視する事で採用に至っているとの報告がされている。尚、この調査ではCloud computingで利用するアプリケ-ションに付いて質問を実施。
SaaSで利用するapplicationはCloud computingで信頼のおけるプロバイダ-は、
Production-ready application deployment: 55%
Application development and testing: 44%
Storage: 44%
Accessing to extra computing power on demand: 43%
Backup/ Recovery: 40%
Data mining/ analysis: 39%
Technology integrator (IBM, EDS, Accenture): 29%
Hardware & Software vendor (IBM, HP, Cisco, EMC, VMWare, etc.): 23%
Telecom company (AT&T, Verizon, BT, etc.): 18
Web2.0 company (Amazon, Google, Salesforce.com, etc.): 17%
Data center provider (Rackspace, Savvis, etc.): 13%
Cloud computingやIaaSで有名なのはAmazon, Salesforce.com, Google等であるが、多くの企業はSI業務等で実績があるようなIBM, EDS, HP等の企業の方に優先度を上げている事が注目される。逆にCloudやIaaSはITの一つの選択肢として浸透してきたとの見方をする事も出来ると考えられる。
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