2010年8月22日日曜日

MicrosoftのWP7戦略

MicrosoftはWindows Mobileで苦戦するスマ-トフォン市場でWP7(Windows Phone 7)により巻き返し、iPhone, Androidと対抗する事を計画。WP7はPC(Windows), 電話(WP7), ゲ-ム(XBox), 音楽プレイヤ-(Zune)等をWindows Live(Microsoftが提供するWebサ-ビス)で繋ぐ事により、ユ-ザはどの端末でもe-mail, calendar, 写真, 検索(Bing)にアクセス出来るようになる。又、クラウドに置かれるオフィスドキュメントを各デバイスで編集したり、XBoxのゲ-ムをWP7電話でプレイしたり、MP3をWP7で購入するとZuneで聞く事が出来るようになる。Microsoftは7月にLGとSamsungが開発しているWP7の試作機を数千台世界中の開発者に配布したと言われており、ソフトハウスに対し年末発売に向けた準備を促していると見られている。又HTC, Dell等も携帯電話端末の開発を進めており、今後iPhone, Androidフォンと競合していく事となる。 Microsoftの各種異なるデバイスをクラウドで繋ぐ戦略は、大きな将来性が感じられるが、音楽プレイヤ-はZune, ゲ-ムはXbox, 電話はWP7等とMicrosoft製品に限定している点が市場を狭めているとの見方もされている。今後、Microsoft製品だけでなく、音楽プレイヤ-はiPod, ゲ-ムはPlayStation・Wii、電話はiPhone, Android等も全てクラウドで繋ぐようなサ-ビスが出てくると、市場での大きな反応が出る事が予測される。

0 件のコメント:

コメントを投稿