セキュリティ-ソフトのMcAfeeはストレ-ジ容量が無制限のクラウドデ-タバックアップサ-ビスMcAfee Online Backupを発表。デ-タのバックアップは自動で行われ価格は$60/年となる。サ-ビスは米国で開始され今後イギリス・ドイツ・中国・日本を初めとする27カ国への展開を計画。EMCのクラウドストレージMozyと同等の価格・仕様となるがセキュリティ-の高さと知名度で普及を狙う。一方文書保存業からクラウドストレ-ジへと展開してきたIron MountainはCloud storage APIを発表。これにより他のアプリケ-ションとの接続が可能となり、3rd partyベンダ-製品や企業内で開発・運用されているソフトウエアとの連携が可能となる。このAPI提供はAmazonのクラウドストレ-ジS3と似ており、今後両社共に企業ユ-ザ獲得で争う事となる。一方スタ-トアップのZetta Enterprise Storage CloudはEnterpriseの利用にはバックアップだけでは不十分であるがAPIの利用は開発に時間がかかる事を指摘。そこで通常のファイルシステムCIFS (Common Interface File System)、NFS (Network File System)で容易に企業が連携出来るクラウドストレ-ジサ-ビスを発表。これにより企業が簡単に自社内デ-タセンタ-の運用からZetaのクラウドストレ-ジに移行出来る点を強調している。これらの企業はPublic Cloudの提供となるが、IBMはPrivate CloudとなるSmart Business Storage Cloudでクラウドストレ-ジ市場に参入。タ-ゲットをエンタ-プライズ企業に絞りコンサルティングと合わせたサ-ビスを提供していく事を発表。容量も数ぺタバイトの利用を想定しており、大手企業のストレ-ジニ-ズ全体をCloudで獲得していく事を計画。
上記の通りCloud storageへの参入は拡大しており、各種アプロ-チが行われている事から、SNIA (Storage Networking Industry Association)はCloud storageの定義・仕様等の検討を行うグル-プCloud Storage Initiative (CSI)を発表。Public cloud, Private cloudの両方を対象に今後Cloud Data Management Interface (CDMI)等の標準化活動等を行う事となる。Storageは全てのユ-ザ・PC・携帯端末が対象となる得る為、標準化と共に今後も各社参入・競争激化・価格低下が予測されている。その中で今後各社どのような差別化・価格対応・利便性向上を図っていくか注目される。
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